無担保でローンを組む場合に得られるのはメリットだけでなくデメリットもあります。担保を用意せずとも、借り入れができるローンのことを無担ローンといい、様々な場面で利用されています。
ローンの申込みをする時に、担保にあてるための土地や車がない人でも、融資が受けられます。ローンという名前から縁遠いものという印象を抱きがちですが、身近なところではクレジットカードのキャッシングも無担保ローンの一種です。ほかにも銀行や消費者金融からも審査に通りさえすれば、無担保でお金を借りることができます。
無担保ローンのいいところは、担保を必要としないで融資が受けられることの他、審査が短時間で済むことがあります。審査の早い場合では、申し込みから融資まで1時間以内で行われることもあります。とはいえ、金融会社サイドからすると、無担保で融資を行うことは、万が一の貸し倒れ発生時のリスクが大きいものです。
ローンを利用する側からすれば、金利が高いことは歓迎できないことですが、金融会社からすれば返済不能リスクを考慮したためなのです。
デメリットとしてまず第一に挙げられるのが金利の高さであり、担保を用意してローンを組む住宅ローンなどと比較すると随分と金利が高くなってしまいます。無担保ローンでは審査も非常に慎重に行われており、信用情報機関への問い合わせは当然として、年収や職業、雇用形態、勤続年数などを細かくチェックされ、返済能力の有無について厳しくチェックされます。今まで、借りたお金を返せなかったことがあったり、長期間の延滞をしたことがあると、審査では断られやすくなります。
無担保ローンを利用する際のメリットとデメリットについて
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